【漫才マンガ!!】

こんにちは!!

記念すべき1作品目はこちらです!!

 

べしゃり暮らし 2015  森田まさのり 集英社

べしゃり暮らしです!!

 

いきなりですが、かなりおすすめのマンガを出してみました!!

 

このマンガは、あの「ROOKIES」や「ろくでなしブルース」でおなじみの森田まさのり氏が書いているマンガです!!

 

このマンガを作成するために、お笑い好きの森田氏は吉本興業のお笑い養成所であるNSCに入学して、経験を積んでから作成しています!

 

私自身、高校の文化祭で友達と漫才をして、そっからハマって高校生の漫才大会に出るようになったことがあるくらいなので、共感できることがたくさんありました。

 

主人公の上妻圭右(あがつま けいすけ)は、高校の中で「学園の爆笑王」と呼ばれるほどのムードメーカーで、常に人を笑わすことを考えている高校生です。日常生活はもちろん、校内放送でもラジオのようなことをして、学園の生徒を笑わせています。校内で面白い奴がいると聞けば、そのクラスに行って笑わせて、自分が面白いことを証明して帰っていくという、熱血お笑いバカです。

そんな日常を過ごしている時に関西からの転校生が来て、その転校生と共に笑いを巻き起こしていく内容となります。

 

このマンガは、漫才マンガということでもちろんギャグ要素が多いですが、立ち位置としては青春マンガだと思います。どういう笑いを目指すかという迷いや、ライバルの存在、一番近くにいるはずの相方に対する苦悩などを表現しています。

青春マンガといったら、部活や、不良マンガが連想されると思いますが、これは漫才に情熱をかける主人公のマンガとなっていて、他にはない作品となっています。また、森田氏がNSCに入っていたこともあって、裏側もリアルに描かれていたり、漫才をする会場が中野小劇場という実際の建物だったりと、お笑い好きな方が楽しめるようになっています。その他にも、実際の漫才師に近い存在の漫才師が出てきて、「こいつらはあのコンビかな」と推測するのもこのマンガを楽しむ方法となっています。

 

人間ドラマが描かれているのもこの作品の魅力です!

面白い漫才を目指していくのがこの作品のメインストーリーですが、主人公の周りで繰り広げられる人間ドラマも、読み応えがあり、考えさせられるシーンもたくさんあります。

 

私が個人的に好きなシーンは、漫才で使用するサンパチマイク(漫才師のセンターに置いてある)のカットがどーんと載っているところで、少し漫才をかじった身としては、痺れました!!

 

あまり書くとネタバレになってしまうので、ぜひあなたに読んでいただきたいです!!

まずは立ち読みから始めてみてください!!